ねぎ
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緑黄色野菜
学名:Allium fistulosum
分類:ユリ科ネギ属
原産地:中国西部、シベリア
仏名:ciboule
独名:Lauchきざんで使えば血液サラサラに 古くから薬効成分のある野菜として知られ、殺菌効果のあり薬味としてはもちろん、魚や肉のにおい消しにも使われてきました。白い部分にはビタミンCと、血行をよくする香り成分の硫化アリルが多く、緑の部分にはカロテンやカルシウムが豊富。緑の部分に多いセレンというミネラルには、活性酸素の発生と発ガンの抑制効果もあるとか。みじん切りにして薬味や玉子焼きの彩りにしたり、うすく斜め切りし汁物の青みにしたりして、おいしくいただきましょう。 硫化アリルでスタミナ増強 香り成分の硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進するだけでなく、体内でアリチアミンという物質を作り、これを蓄えるので、体力が持続する。またアリシンには血栓予防作用もあり、脳卒中や心筋梗塞防止にも。ねぎの有効成分は水溶性なので、さらしねぎは薬効を期待できない。 <食べ合わせ>ねぎ + きくらげ・イワシ・サバ・昆布 ⇒ 血中コレステロール値低下、高血圧・動脈硬化予防ねぎ + 梅干し・酒・しょうが・しそ ⇒ 風邪の予防と治療、老化防止、疲労回復ねぎ + たまねぎ・きゅうり・にんにく・きくらげ ⇒ 血液サラサラ効果、血栓予防ねぎ + ぜんまい・わかめ・さつまいも・れんこん ⇒ 便秘予防、肥満防止 食品成分表(可食部 100gあたり)
エネルギー | 28kcal |
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水分 | 91.7g |
炭水化物 | 7.2g |
無機質 カリウム | 180mg |
カルシウム | 31mg |
リン | 26mg |
鉄 | 0.2mg |
亜鉛 | 0.3mg |
マンガン | 0.10mg |
ビタミンb1 | 0.04mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
葉酸 | 0.16mg |
ビタミンC | 19mg |
食物繊維総量 | 3.2g |
出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳
監修:白鳥早奈英・板木利隆
発行者:高橋書店