ひし
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緑黄色野菜 学名:Trapa japonica Flerow
分類:ヒシ科ヒシ属
原産地:ヨーロッパ、アジア、アフリカ
別名:トウビシ、オニビシ
仏名:macre
独名:schwimmende Wassernuβおいしい時期:9月~11月ミネラル分で健康維持 この奇妙な形をした食べ物は、ヒシという水草の果実です。ヨーロッパから東アジアにかけて数種類が分布し、古くから食用にされてきました。塩ゆですると、ゆり根や栗に似たホクホクとした味わいで、若い実は生で食べられます。 炭水化物のほか、赤血球をつくるときに必要な葉酸、不足すると疲労や筋肉痛の原因になるビタミンBに加え、ミネラル分も豊富です。 漢方では菱実(りょうじつ) 滋養強壮、胃腸の機能改善、ガン予防といったものを煎じてお茶にも。 忍者の小道具 近縁種の「オニビシ」「ヒメビシ」にはするどいトゲがあり、これを乾燥させたものが、「撒菱(まきびし)」という忍者の道具になった、非常時に食用にもなったとの説があるが、いずれも定かではない。 出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳監修:白鳥早奈英・板木利隆発行者:高橋書店