関節痛サプリメントOEM製造
関節痛とは
ヒトの関節は約260個あると言われています。関節痛というと肩や腰、膝の関節の痛みが多くなります。肩の痛みの場合は五十肩、腰の痛みの場合はヘルニアなどそれぞれに原因があるのですが、ここでは関節痛の中でも特に多い「膝」に注目したいと思います。
膝の関節痛の主な原因は「変形性関節炎」と「関節リウマチ」です。また、スポーツによってよく起きる十字靭帯損傷や痛風による膝の痛み、化膿性関節炎が原因の痛みなど様々です。
65歳以上の3人に1人は関節痛があると言われており、その数は1,800万人に及びます。科研製薬株式会社・生化学工業株式会社による「ひざの健康に関するアンケート調査」によると、膝の痛みを感じはじめた年齢の平均は56.4歳で、男女別に見ると、男性57.6歳、女性56.0歳となり、女性の方が痛みを感じるのが早いことがわかります。また、慶応大学の医療情報サイトによると、60歳以上の8割はに何らかの変形性関節症を持っているとの報告があり、多くの人が関節痛の予備軍であることがわかります。
関節痛の初期症状としては「関節のこわばり」があります。朝起きた時に指先がこわばっていたり、階段を降りるときに日中と異なり1段ずつ降りなければならなかったりという状況も関節痛の初期症状である「関節のこわばり」になります。
立ち上がった時や階段を下りる時や正座する時などに痛みを感じ始めたら、関節に小さな炎症が起きており、何かしらの対策を施すタイミングであると言えます。
この状況を放置しておくと、骨に負担が掛かり、関節の変形が始まって進行期に入ります。進行期の症状としては膝に痛みが続いたり、膝が腫れたり熱を持つようになり、水がたまるようになります。
末期になると関節の軟骨がなくなり、骨同士が直接こすれ合います。関節の変形もさらに進行します。この頃には関節が硬くなり曲げられなくなったり、痛みのために歩けなくなったります。
関節痛の対策
関節痛の原因としては大きく2つに分けられ、1つ目は「加齢」による関節痛です。加齢によって軟骨の再生力が衰え、軟骨の分解に対して再生が追いつかず、軟骨が薄くなり関節が痛むというメカニズムです。一般的には「軟骨がすり減る」と言われていますが、実際は「擦れて減る」のではなく、再生力の衰えが原因です。
もう一つはスポーツやアクシデントで膝を強く打ったり、激しく動かしたり、ねじった時に軟骨が損傷したり、O脚、X脚、骨盤や身体のゆがみによる関節のズレやリウマチなどによる軟骨の損傷が原因による関節痛があります。
このように、膝の痛みの原因は様々ですが、関節痛の対策は大きく分けて次の3つになります。
- 関節での炎症を抑える
- 発痛成分を除去する
- 軟骨の再生を促す
抗炎症成分
炎症を抑えるサプリメントの成分としては、ピクノジェノール®、キャッツクローエキス、ボスウェリア、MSM(メチル サルフォニル メタン)、DHA、EPA、ショウガ、オリーブ、アスタキサンチンなどがあります。
短期間で結果が現れる成分もあれば、長期の摂取により徐々に効果の出るものもあります。摂取量が少なくて済む成分もあれば摂取量がとても多くなる成分もあります。
また、非変性2型コラーゲンのように「非変性状態」を維持して加工された形状の2型コラーゲンを空腹時に摂取することにより、免疫寛容という仕組みが働き軟骨や滑膜への攻撃をやめさせて、炎症の進行を抑えるという特殊な働きをする成分もあります。
抗発痛成分
関節痛の最大の悩みは「痛み」です。この痛みを軽減することは関節痛で悩む方々の望みです。
痛みが発生しているところには多くの活性酸素が発生しており、この活性酸素を除去することも痛みの軽減には重要な要素となります。
また、関節中に発生している発痛物質を引きつけ、排泄するという独特の機能を持つ成分が、注目の成分「プロテオグリカン」です。
軟骨の再生を促すサプリメント
関節痛の改善には、加齢により減少してしまった軟骨や、炎症によって破壊されてしまった軟骨の再生が必要となります。
グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸、N-アセチルグルコサミンなどの軟骨成分を補うことが現在の主流となっています。
最新の軟骨再生を促す成分としては、抗発痛成分としても有効なプロテオグリカンがあります。プロテオグリカンには「軟骨前駆細胞増殖作用」や「軟骨分化促進作用」という働きが認められています。これらの働きにより軟骨の減少を防ぐことが期待できます。
また、軟骨の再生だけでなく、軟骨の分解を防ぐという働きも、関節の炎症の進行を抑える点で重要です。これらの働きを持つ成分にはアスタキサンチン、ブラックジンジャー、アガロオリゴ糖などが認められています。
また、フランス海岸松の樹皮より抽出したピクノジェノール®には優れた抗炎症や抗酸化作用による関節痛の軽減効果があるだけでなく、最新の発表ではピクノジェノール®が重度の膝変形性関節症患者に対する二重盲検法による臨床試験において、ヒトの関節中の軟骨の分解を促進するMMP酵素の量を減らすという画期的なデータが発表されています。さらに、関節内の軟骨の再構成と修復に関連する成長因子を増加させることも発見されています。これらの情報はピクノジェノール®が関節の軟骨を再構築する働きがあることを示唆しています。
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