化粧品・サプリメントOEM製品の価格設定のポイント
OEM製造は非常に有効的な方法ですが、実際に商品を売るためにはあらゆるポイントを押さえる必要があります。その1つが「価格設定」で、商品の将来を左右するといっても過言ではありません。OEM製造での価格設定のポイントについて詳しく見てみましょう。
OEM製造における価格設定の重要性について
OEM製造において、「価格」はマーケティングを進めていく中で非常に重要な要素であると言えます。その理由は、価格とは決して独立した存在ではなく、他の要素と相互に関わるものだからです。
価格の設定がぶれているとプロモーションが上手くいかなくなり、市場における製品の価値そのものが薄くなって、物が流通することもなくなってしまいます。自社でせっかく納得のいく商品ができても、価格設定でつまずいてしまっては非常に勿体ないことです。
そのような状態を避けるためにも、価格の設定が重要なのです。この重要性についてしっかりと認識しておきましょう。
OEM製造における価格設定の方法とは?
OEM製造における価格設定の方法についてご説明いたします。価格は、景気に伴って需要が変動したり競合状況が変わったりして様々な要素が関わってくるため、絶対的な設定方法は存在していません。
一般的には、「原価・需要・競合状況」の3点を踏まえたうえで価格が決定されます。主に下記のような方法をとることがほとんどです。
原価を考慮して決める方法
価格がいくらだと適切な利益を得られるかを考慮して、価格を決める方法です。製造・仕入れ原価に利益を加える「コストプラス価格設定方式」、投入した原価に一定の利益を加える「マークアップ価格設定方式」などが多く用いられています。
需要を考慮して決める方法
商品を購入するお客様側に立って、いくらなら商品を購入できるのかを考慮して、価格を決めます。最初に売れる価格を認識して原価を合わせていく「知覚価値価格設定方式」、需要に差がある市場ごとに価格を設定する「需要差別価格設定方式」などを用います。
競合状況を考慮して決める方法
市場内に一定の競争相手が存在する中、市場価格を考慮して価格を決定します。市場価格より低く設定する方式、市場価格より高くまたは同一価格に設定する方式などの方法があります。これらが基本的な方法になるので、ぜひ押さえておいてください。
化粧品の価格を決定する際のチェックポイントとは?
化粧品のOEM製造を始めるとき、価格の決定はとても重要です。実際に決定する際のチェックポイントについてお伝えいたします。以下の点を意識してみましょう。
容器について
オリジナルの商品製造の際、容器は非常に重要な役割を担っています。クレンジング系、ヘアケア用品、美容液など、中身によって適した容器が異なるため、しっかりと見極めることが大切です。
化粧箱について
化粧箱を作成する際は、一般的に木型代が数万円程度かかりますが、箱会社の既存型の化粧箱を使用すると、型代の節約に繋がります。
シールについて
デザインももちろんですが、ぐるりと巻くように貼るのか両面貼りにするのかなど、シールの貼りやすさも重視する必要があります。また、印刷工場へ発注するのか、シール製造も一緒に受けてくれるOEM工場を探すのかもしっかりと考えることが求められます。
中身について
化粧品は通常約3年の使用期限があり、開発にもある程度のコストが発生します。中身を既存処方でいくのか、新規処方でいくのかを考えましょう。
ロットについて
製造までに費やした時間を考えると、コストが割高になる1000本以下の小ロットでのOEMだと赤字が出ることも考えられるため、小ロットではなく大ロットで考える方がおすすめです。
資材について
自社で資材を手配するのか、委託先に任せるのかによって見積り額が大きく変動するため、細かい部分まで確認する必要があります。
化粧品のOEM製造での価格設定は、設定するうえで色々なポイントがあり、非常に重要です。価格の設定が上手くいくかどうかで、その商品がどれだけ世間に浸透していくのかが決まります。こちらのページを参考にして、「売れる商品の価格設定」について考えましょう。
プラネットでは、サプリメントや化粧品のOEM製造をお考えのクライアント様に対して、企画・製造・アフターフォローまで一貫した提案を行っております。気軽にお問い合わせください。
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