かりん

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果物:Chaenomeies sinensis

学名:バラ科ボケ属

原産地:中国 別名:木瓜(もっか)・安蘭樹(あんらんじゅ)

おいしい時期:10月~11月せき止めに効く豊かな芳香 民間療法では、せき止めに効くとされていますが、その芳香のもととなる精油成分がせきやたんなど、のどの炎症に効果があります。また胃腸の働きを活発にする作用も。ビタミンCやリンゴ酸、クエン酸、抗酸化作用のあるサポニンやタンニンが含まれ、肝臓の強化や動脈硬化、疲労回復にも効果があります。生だと酸味と渋みが強く、かたいので、加熱してジャムや砂糖漬け、果実酒にします。   乾燥かりん サッと水で洗って汚れを落としたら、沸騰したお湯で煮出すと、紅茶に似た風味が。さらに弱火で1~2時間ほど煮るとかりんエキスができる。こしてから冷蔵庫で1週間保存が可能。    食品成分表(可食部 100gあたり)

エネルギー68kcal
水分80.7g
たんぱく質0.4g
炭水化物18.3g
炭水化物11.3g
無機質   カリウム270mg
       カルシウム12mg
       マグネシウム12mg
       リン17mg
       鉄0.3mg
ビタミンA βカロテン当量140μg
ビタミンb20.03mg
ビタミンb60.04mg
ビタミンC25mg
食物繊維総量8.9g

出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳

監修:白鳥早奈英・板木利隆

発行者:高橋書店

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