とうがらし

緑黄色野菜 学名：Capsicum annum分類：ナス科トウガラシ属 原産地：熱帯アメリカ 仏名：piment,poivre long独名：spanischer Pfeffer,Paprika生のものにはビタミンＣがたっぷり独特の辛みのもとカプサイシンには、胃液の分泌をうながし、消化吸収を助けて食欲を増進させる効果や、血行をよくして体を温めるなどの効果があります。さらに注目されているのが肥満効果。カプサイシンが脳の中枢神経を刺激してエネルギー代謝を促進するため、体脂肪が分解されるといわれています。乾燥させた鷹のつめなども栄養たっぷりですが、ビタミンＣがありません。色とりどりの生のものも、ぜひ楽しんでください。   油と組ませて効果アップ 辛み成分カプサイシンは、熱に強く油によく溶けるため、まず炒めて香りを出してから調理をするのがコツ。また、にんにくを組み合わせるとより高い効果が。カロテンとビタミンＣも豊富なので、肉や魚などのたんぱく質と合わせて食べると、体力増強や生活習慣病予防効果が期待できる。   ＜食べ合わせ＞唐辛子＋白菜・キャベツ・とうがん・モロヘイヤ　⇒　胃腸を丈夫にする・ガン予防唐辛子＋しらたき・えのきたけ・しいたけ　⇒　肥満防止・血行促進唐辛子＋エビ・カキ・タイラ貝・タイ　⇒　血圧降下・心筋梗塞予防・精力増強唐辛子＋みそ・酢・油・にんにく　⇒ガン予防・免疫力強化・強精・強壮効果食品成分表（可食部　100ｇあたり）

出典：もっとからだにおいしい野菜の便利帳

監修：白鳥早奈英・板木利隆

発行者：高橋書店

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