パイナップル

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果実

学名:Ananas comosus

分類:アナナス科アナナス属

原産地:ブラジル

仏名:ananas

別名:パインアップル

酵素の力で胃腸を健康にする

 豊かな香りと果汁があり、さわやかな酸味と甘みが魅力のトロピカルフルーツです。糖質の分解を助け、代謝を促すビタミンB1が多く、ビタミンB2、C、クエン酸も含まれるため、疲労回復や夏バテ、老化防止などの効果が期待できます。また、酢豚にパイナップルを入れるのは、肉をやわらかくして消化を助けるたんぱく質分解酵素のブロメラインが含まれているから。胃液分泌を活発にして、胃腸の健康を保つ効果があります。

消化を助け腸内すっきり

たんぱく質分解酵素のブロメラインぶは腸内の老廃物を分解する働きもあり、食物繊維との相乗効果で整腸作用が。加熱に弱いので調理の際は日を止めてからにしよう。缶詰のものは加熱処理してあるため効果はない。未熟なものは、消化不良を起こしたり口の中が荒れたりすることも。

<食べ合わせ>

パイナップル+パセリ・キウイフルーツ・ピーマン・いちご ⇒ 美肌づくり、疲労回復効果

パイナップル+かぶ・大根・やまのいも・みつば ⇒ 胃腸を丈夫にする、老化防止、美肌づくり

パイナップル+アスパラガス・しいたけ・なばな・アロエ ⇒ 美肌づくり、ガン予防、貧血予防

パイナップル+酢・カシューナッツ・ごま・そば ⇒ 血行促進、血管の若返り、健脳効果、高血圧予防

食品成分表(可食部 100gあたり)

エネルギー51kcal
水分85.5g
たんぱく質0.6g
炭水化物13.4g
無機質 カリウム150mg
 マグネシウム14mg
 鉄0.2mg
 銅0.11mg
 マンガン0.76mg
ビタミンB10.08mg
ビタミンB20.02mg
ビタミンb60.08mg
パントテン酸0.28mg
ビタミンC27mg
食物繊維総量1.5g

出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳

監修:白鳥早奈英・板木利隆

発行者:高橋書店

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