腸内環境サプリメントOEM製造
「腸内環境を整える」のは大切なことなのはいうまでもありません。美容・健康の両面でとても重要です。腸は栄養の吸収や排泄だけでなく、免疫の強化や免疫の正常化にも大きく関係している大切な機関です。
腸の種類
腸には十二指腸・小腸・大腸・直腸・盲腸があります。
十二指腸は胃と小腸を繋ぐ部分で、胆液や膵液を分泌させて消化とpHの調整をする大切な働きがあります。
小腸では、食べたものを消化するために腸液が分泌されたり、栄養を吸収したりします。
大腸では主に水分を吸収しますが、ここで便が長く留まりすぎると水分を過剰に吸収してしまい、便秘を引き起こします。
盲腸は、「不要なもの」と位置づけられていましたが、2014年の4月に「盲腸(虫垂リンパ組織)は、大腸および小腸の粘膜免疫産生細胞を作り出し、大腸の腸内細菌叢の維持に必要なリンパ組織である」ことが大阪大学からの研究結果が発表されており、不要なものではないということがわかってきました。
腸の働き
腸の長さは7m~9mあります。小腸が約6m~7m、大腸は約1.5mです。
腸の大きな働きとして「消化・吸収」「免疫」「排泄」があります。
これらは体内からの分泌液による消化酵素や胃酸、胆汁や膵液などの働きや、1,000種類以上、100兆個以上、重さにして1.5kg~2.0kgも生息していると言われる腸内細菌の働きが大きく関与しています。この腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができ、そのバランスによって腸内環境は左右されます。
この多様な腸内細菌群は互いに排除したり共生関係を築いたりしながら、腸の内部で生存競争を繰り広げ、一定のバランスが保たれた均衡状態にある生態系が作られます。
腸内フローラ
このようにして作られた生態系を腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)または腸内フローラと呼びます。
いろいろな腸内細菌が腸壁にたくさん存在していますが、その様子がお花畑のように見えるので、腸内フローラと表現されています。腸内フローラを良い状態にするためには、悪玉菌を減らし、善玉菌が増える腸内環境にすることと、善玉菌の多様性が生まれていることが重要です。
自分では消化しきれない栄養を、腸内細菌が自分の代わりに消化してくれます。しかし、善玉菌の多様性が失われた状態だと、身体に有用な栄養成分を生み出してくれる善玉菌が減少している可能性が高くなります。
有名なのはイソフラボンが特定の善玉菌によって分解されると、体内での活性度が高いエクオールという成分が生み出されます。
アルギニンとオルニチンが特定の善玉菌によって分解されると、細胞内のオートファジーを活性させることでエイジングケアに必須の成分ポリアミンという成分が生み出されます。
ザクロなどに含まれるポリフェノールであるエラグ酸が特定の善玉菌によって分解されると、お細胞内のオートファジーの活性と、サーチュイン遺伝子の活性させるエイジングケアに必須の成分ウロリチンが生み出されます。
また、大腸では短鎖脂肪酸が重要ですが、短鎖脂肪酸の中でも最も活性度が高い酪酸を作る酪酸菌も、腸内細菌の多様性によって増やすことも可能です。
腸内環境(腸内フローラ)を整えるサプリメントのOEM製造
腸の上部には小腸が、腸の下部には大腸があります。腸内環境(腸内フローラ)を整えるサプリメントをOEM製造するうえで重要なことは、善玉菌の99%が存在するといわれる大腸だけでなく、大腸の上部にある小腸の状態も改善することで、悪玉菌を減らし、善玉菌が増える腸内環境に改善できる処方をすることです。
その結果、善玉菌の多様性が生まれる腸内環境に変わることで、摂取した方の腸内環境が整います。
当社ではこのような、できる限り多くの人にご満足いただける腸内フローラ改善サプリメントOEM製造のご提案をさせて頂きます。
腸内環境を整えるには
小腸と大腸の両方の腸内環境を整えるためには様々な方法があります。学術的には、次のように分類されています。
- 乳酸菌やビフィズス菌等の微生物によって、腸内環境を改善する「プロバイオティクス」
- 腸で消化されない成分で、腸内環境を改善する「プレバイオティクス」
- プレバイオティクスとプロバイオティクスの両方の力で腸内環境を改善する「シンバイオティクス」
- 腸内細菌を介さずに直接身体に働きかける「バイオジェニックス」
プロバイオティクスは一般的には生きた乳酸菌や酵母などが当てはまり、プレバイオティクスはオリゴ糖や食物繊維などの善玉菌の餌となり、善玉菌を増やすものとなります。
バイオジェニックスには、乳酸菌の生産物質や核酸などの摂取が当てはまります。
腸内環境を整えるサプリメントのOEM製造なら、プラネットにお任せください。