カリフラワー
最終更新日:
緑黄色野菜
学名:Brassica oleracea
分類:アブラナ科アブラナ属
原産地:地中海沿岸
和名:花野菜、花キャベツ
仏名:chou-fleur
独名:Blumenkohl中名:花椰菜 体のなかから美しくする 加熱による損失の少ないビタミンCが豊富なのが特長で、調理後のブロッコリーに遜色ないほど残ります。糖の代謝をうながし疲労物質を排出するビタミンB1や脂質を効率よく代謝し、目や皮膚、粘膜の健康を保つB2も多く含まれます。体のなかからきれいにしてくれる野菜です。 鮮度が落ちるとすぐ色が悪くなるため流通量が減りましたが、品種改良により美しい色のついたものが出ました。これにより目にする機会は増えるかもしれません。 栄養豊富な美容野菜 免疫力を高めるビタミンC、抗ガン作用のあるBカロテンやイオウ化合物のイソチオシアネートを含み、これらの相乗効果で生活習慣病予防や老化防止に効果がある。またコラーゲン生成作用のあるビタミンCをみかんの倍以上含むため、肌のトラブルにも有効。心身の疲労を和らげる働きも。 「ロマネスコ」 イタリア伝統品種。「うずまき」「さんごしょう」の別名も。黄緑色のゴツゴツとした見た目が特徴。 「バイオレットクイーン」 花蕾部分が紫色の品種。紫なのはアントシアニンという色素が含まれているから。 「オレンジブーケ」 オレンジの有色品種。ゆでると色がもっと濃くなる。カロテンを多く含む。 <食べ合わせ> カリフラワー + ゆず ・ オレンジ ・ そば ・ イカ ⇒ 血管の若返り、血行促進、高血圧予防、動脈硬化予防 カリフラワー + ウナギ ・ レバー ・ 抹茶 ・ ホタルイカ ⇒ イライラの解消、ガン予防、老化防止 カリフラワー + アーモンド ・ とうもろこし油 ・ 唐辛子 ・ マヨネーズ ⇒ 若返り効果、血行促進、認知症予防 カリフラワー + 煮干し ・ ひじき ・ ごま ・ わかめ ⇒ 集中力アップ、骨粗しょう症予防、歯や骨を丈夫にする 食品成分表(可食部 100gあたり)
エネルギー | 27kcal |
---|---|
水分 | 90.8g |
たんぱく質 | 3.0g |
炭水化物 | 5.2g |
無機質 カリウム | 410mg |
リン | 68mg |
鉄 | 0.6mg |
亜鉛 | 0.6mg |
ビタミンb1 | 0.06mg |
ビタミンb2 | 0.11mg |
ビタミンb6 | 0.23mg |
葉酸 | 94μg |
パントテン酸 | 1.30mg |
ビタミンc | 81mg |
食物繊維総量 | 2.9g |
出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳
監修:白鳥早奈英・板木利隆
発行者:高橋書店