ガンになる食べ合わせ

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紅茶+輸入レモン-皮のカビ剤がカフェインと出会うと

紅茶は朝食や午後のひとときに欠かせない飲み物。
とくに女性はコーヒーよりも紅茶の好きな方が多いですね。

レモンティー派とミルクティー派と好みが分かれるようですが、どちらも当たり前の組み合わせです。
紅茶とは、お茶の葉と芽を乾燥させ、よく手でもんで完全発酵させ、乾燥した茶葉です。あるいは沸騰したお湯で抽出した飲料のことをいいます。紅茶の発酵は微生物による発酵ではなく、お茶の葉に最初から含まれている酸化酵素によるものです。

紅茶にはテアフラビンとテアルビジンという2種類の色素成分が含まれており、発酵の過程で、茶葉に含まれるポリフェノールオキシダーゼによって生成されます。テアフラビンは紅茶のシブの成分で、抗酸化作用があるポリフェノールの一種で橙赤色の色素成分です。

また、紅茶には〝紅茶カテキン〟が含まれていて、生活習慣病の高血圧・脳卒中・糖尿病・ガンなどを予防する効果もあります。また、殺菌作用もあるので、インフルエンザウィルスの活動や増殖も抑え、毎日の1杯の紅茶で風邪・インフルエンザウィルスから身を守り、1年中風邪知らずでいられることも可能です。〝紅茶カテキン〟には、糖分吸収抑制作用や脂肪分解を妨げる作用もありますので、ダイエットにも効果的なのです。テアルビジンは赤色~褐色の色素です、血圧の上昇を防ぐとともに、代謝を良くし、血行を促進し体を温める作用があります。もちろんカフェインも含まれていて、覚醒効果あります。

レモンはビタミンCが多く、果物の中でもアセロラに次ぐ多さで、ビタミンCの代名詞となっています。実際にレモン1個で1日分のビタミンC摂取量100mgが摂れてしまうのです。大航海時代、キャプテン・クックが航海を成功に導いたのは、レモンの力によると断言してもかまわないのではないでしょうか。それまでのようにビタミンC不足で脚気になることがなくなったおかげです。レモンは、保や運搬も簡単な果物ですから、当時も海の男たちの健康維持に役立ちました。

ビタミンCは抗酸化作用がありますのでアンチエイジング、生活習慣病、がん予防効果があるほかに、美肌に欠かせないコラーゲンが作られるのに不可欠です。レモンに含まれるビタミンCは皮膚の新陳代謝を活発にし、シミ・ソバカスの沈着を防ぐ働きがあり、日焼け対策や肌ケアに効果を発揮します。

このように紅茶とレモンはいいことずくめで、本来ならいい組み合わせなのですが、輸入レモンがくせ者なのです。輸入レモンの皮に塗られた防カビ剤のオルトフェニルフェノールが、紅茶のカフェインと出会うことで発ガン物質ができてしまうのです。国産のレモンならまず心配はいりませんので、自宅で飲む場合は国産レモンを選ぶようにしたいですね、外のカフェインなどでレモンが添えられてきたら、皮をむいて入れるのが賢明です。

出典:寿命をのばす食べ合わせ、寿命を縮める食べ合わせ

著者:白鳥早奈英

発行者:祥伝社

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