ドリンク

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ドリンクのサプリメントは、小瓶に入った栄養ドリンクや、ペットボトルやガラスボトルに入ったジュースタイプのものまで、液体のサプリメントのことです。

栄養補給やカフェイン、スポーツ用のジュース、美肌のサプリメントなど、さまざまな用途があります。濃縮タイプのドリンクで、水で薄めて飲むタイプもあります。

果汁がある一定以上入ったものは果汁飲料、乳酸菌が入ったものは乳酸菌飲料、その他の多くのものは清涼飲料水として分類されます。

ドリンクの対応成分

基本的に、液体の成分を抽出できるものであれば、ドリンクにすることができます。しかし製造工程で、ほとんどのものは熱を加えるため、熱で変性する成分には向いていません。

また、直接味が影響するものですので、辛いものや苦いものなど、強い刺激のあるものはあまり向いていません。香料や甘味料などで、ある程度は味付けできますが、限界があります。

有効成分を多く入れた場合、化学変化で沈殿物が出ることがあります。この沈殿物のことを「澱(おり)」と呼んでいます。透明な液体ですと、ゴミのように見えてしまいます。

小瓶に入れるほとんどのものは、瓶の色が茶色で内部が確認しにくいことや、「よく振って飲んでください」と記載して振って飲んでいただけるようにしておけば、澱はたいてい気になりません。

ドリンクのメリット

ドリンクのメリットは、基本的に、水溶性のものであれば何でも対応できます。ドリンクは液体ですので、吸収が早いです。そのため、栄養補給のサプリメントに適しています。

また、瓶に入れる場合は、容器と成分の相性は気になりませんので、成分が酸性でもアルカリ性でも対応できます。

ドリンクのデメリット

ドリンクのデメリットは、液体にできない成分には向いていないことと、内容物を製造する場合、ほとんどのものは熱を加えるため、熱で変性しやすい成分には向いていません。

ドリンクは、直接口に入れて摂取するため、味がとても大切になります。味が合わないと、サプリメントの効果が出る前に止めてしまうことがあります。

ドリンクは、打錠やカプセル系のものなどと比べると、どうしてもサイズが大きくなります。そのため、輸送コストがかかります。

水分量が多いため、一度開封すると冷蔵保存が必要です。

ドリンクの容器とサイズ

処方は、1回の摂取で1本を基本とします。栄養ドリンクの場合は、30mL~50mLの手の中に納まるぐらいの小さな瓶であることが多いです。

大きな瓶に入ったものを作りたい場合もあり、製造メーカーに要求すれば900mLなどの大きな瓶で対応してくれるところもあります。

ペットボトルやアルミタイプの容器は、瓶と同じように小さなものから大きなものまであります。酸性の強い内容物の場合には用いることができません。

工場の持っている殺菌方法の種類によっては、ペットボトルやアルミタイプの容器が対応できない工場があります。

ドリンクの製造工程

1.処方

ドリンクのサプリメントを製造するために、お客様のご事情やご要望を伺い、それによって処方を組みます。処方は、「どの有効成分をどれだけ入れたいか。」や「どういった効果があるものが欲しいか。」などによって内容が異なってきます。

例えば、「朝鮮人参の栄養ドリンクを製造したい」というご要望のお客様であれば、すでにそのようなサプリメントは市場に多数出回っているため、差別化を考えることから始めます。

また、すでに使用したい原料が決まっている場合があります。原料によって「一般市場では、サプリメント1回当たりの摂取量にこの量の成分をいれることが基準だから、それ以上を入れて欲しい」という内容であったり、効果が期待できる成分量を単体もしくは複合で入れたりするご要望があります。

2.本数

処方する有効成分の量が決まったら、次はドリンクで製造する本数を決めます。

ミニマムロットは、一般的には大瓶で1,000本以上、小瓶で30,000本以上が基本となります。小瓶で10本セット、さらに毎日1本ずつ摂取する場合では、1,000セットになります。

さらに少ない量で製造する場合もありますが、充填時のロスやバルクのロスが出やすいです。場合によっては、半分程度も捨てることになりますし、製造ラインの清掃コストは同じですので、1本当たりの原価が高くなるため、おすすめしません。

3.試作

次にドリンクの試作を行い、机上で設計された処方では判明しなかった問題を抽出します。

成分は、ホモジナイズドして粒子を細かくすることがありますが、味見本だけの場合では、ホモジナイズドしないこともあります。

最初は味のチェックが多いので、50mL~100mLの小瓶で製造します。味のチェックは1回で通過することはほとんどないため、小瓶での試作が繰り返されます。

時間とともに変色してしまうことが多いので、中身の安定性を確認することもあります。栄養ドリンクは黄色のものが多いですが、これはビタミンB群の色です。もともと黄色だったとしても、糖分が変質してしまって、茶色くなってくることが多いです。

ちなみに、試作されたドリンクは当社社員が4~5倍程度の量を一度に摂取し、胃に負担がかからないか、体に異常が起きないかを確認しています。

4.製造

材料を調達し、内容物を製造します。ボトルへの封入は、機械で自動的に行われます。小瓶の場合は、光による変性を防ぐために茶色を用いることが多いです。ボトルの蓋は、金属製が多いです。

ドリンクが完成したら、パッケージして完成です。

主な添加物

ソフトカプセルでは、次のような添加物を用いたり、原料に加えたりします。

  • 酸化防止剤(ビタミンEやカロテノイド)
  • 乳化剤(油分の原料を入れる場合)
  • 着色料
  • 甘味料
  • 炭酸
  • 増粘多糖類

水分量が多いため、酸化防止剤は必ず入れます。なかなか溶けない成分を入れるときは、増粘多糖類を入れて、まんべんなく分散させます。

ドリンクを大瓶で製造したときの留意点

ドリンクを首の細いタイプの大瓶で製造した場合は、写真のように、首が細くなったところまで内容物が充填されません。理由は、大瓶の製造時にノズルを差し込んで充填しますし、液体は暖かい状態で入れられるので冷えて体積が小さくなるためです。

ドリンクの賞味期限

菌の発生と風味、色などの変化を確認して、賞味期限を決めます。変性しやすいものは、最初は1年程度にて販売します。経験上で1年にすることが多いですが、販売経験のないものは、安定性試験で加速試験を行って賞味期限を決めます。賞味期限を1年で設定した商品であったとしても、販売してから1年以上経過し、経年の状態を試験できるものは、賞味期限を延ばせることがあります。

糖分が濃い濃縮タイプのものは、菌が発生しにくいので、経験上2年にすることがあります。

保存方法

ボトルの開封前であれば、常温で保存ができます。摂取する前や開封後は、冷蔵庫に入れておきます。やはりドリンクは、冷えている方が味が美味しいためです。

炭酸が入ったものは、開封した後に保存しておく場合は、ボトルのキャップをしっかりと閉める必要があります。

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