顆粒

顆粒

顆粒とは、粉を溶けやすい小さな粒々に固めたものです。スティック状の小袋に1回分を摂取できるように包まれたものが多いです。青汁のように、水やお湯などに溶かして摂取するものもあります。

3gから10gや20gといった多くの量を摂取するサプリメントに、顆粒が用いられます。打錠だと固める成分を処方する必要がありますが、打錠にすると粒が大きくなるような場合に、顆粒が選ばれることもあります。

顆粒の対応成分

顆粒には、青汁、食物繊維、乳酸菌やオリゴ糖、また必須アミノ酸やプロテイン、コラーゲンなどのタンパク質が多いです。

味が悪くなく臭いにクセがなく、すごく苦いものや油分でなければ、顆粒にできる可能性が高いです。

顆粒のメリット

顆粒メリットは、打錠やカプセルなどの他の剤形に比べて、製造工程が簡素化できるので、安価にできることです。

また、打錠と比較して、胃の中でさっと溶けて吸収されやすくなるものもあるので、スポーツ用サプリメントのように、吸収を急がれるものに向いています。

ダイエットサプリメントであれば、顆粒で水や牛乳にサッ溶かして飲むことができます。しかし、実際にサッと溶かせるための技術は難易度が高いです。

顆粒は、原料の水分量を下げて製造するので、防腐剤を使わなくて済むというメリットもあります。製造工程で熱が加わらないので、熱で変性しやすい成分にも用いられます。

「どのような成分が顆粒に向いていますか?」とよく聞かれますが、粉末になっていればほぼ何でも対応可能だということも、大きなメリットです。

顆粒は、直接口に入れるものが多いため、味付けで美味しくすることが大切です。味が美味しいと長く続きます。

顆粒のデメリット

顆粒の味を良くするために、香料や甘味料の添加物が多くなる傾向があります。顆粒の形を作るために、賦形剤も必要になります。味が合わないと、サプリメントの効果が出る前に止めてしまうことがあります。

また、顆粒は湿気に弱く、酸化しやすい成分には向いていませんが、アルミフィルムのスティック状のものにすることで対応ができます。

スティック状のものは、1か月分30袋で包装されることが多いのですが、包装の手間でコストアップにつながります。また、ボトルやチャック袋に入っている顆粒をスプーンで取り出すタイプの顆粒は、面倒なので続かないこともあります。

顆粒の味

直接口に入れる顆粒はレモンや乳酸飲料などの酸っぱい系の味が多いです。水に溶かして飲む場合は、ココア味やイチゴ味、バナナ味などのフルーツ系の味が多いです。

青汁の場合は、そのままの味で顆粒を作ることもありますが、抹茶で味付けをする場合や、最近ではフルーツ味の青汁の需要も高いです。

顆粒の製造工程

顆粒の製造工程では、次のように行われます。

1.処方

顆粒のサプリメントを製造するために、お客様のご事情やご要望を伺い、それによって処方を組みます。処方は、「どの有効成分をどれだけ入れたいか。」や「どういった効果があるものが欲しいか。」などによって内容が異なってきます。

例えば、「青汁のサプリメントを製造したい」や「ダイエットのサプリメントを作りたい」というご要望のお客様であれば、すでにそのようなサプリメントは市場に多数出回っているため、差別化を考えることから始めます。

また、すでに使用したい原料が決まっている場合があります。原料によって「一般市場では、サプリメント1回当たりの摂取量にこの量の成分をいれることが基準だから、それ以上を入れて欲しい」という内容であったり、効果が期待できる成分量を単体もしくは複合で入れたりするご要望があります。

2.1回の容量

処方する有効成分の量が決まったら、次は顆粒で製造する1回の容量を決めます。1回の容量は1日の摂取量によって異なります。

顆粒の製造は、最低のミニマムロットが原材料の重量で50kgです。量が多い場合には、3,000kgといった材料を打錠することもあります。この原材料の重量と顆粒1回の摂取量によって、製造する量が決まります。

顆粒の製造では、処方に賦形剤(ぶけいざい)が入ります。賦形剤とは、結晶セルロースやでんぷん、乳糖などの粒を固める成分のことです。

もし、顆粒を製造するためのミニマムロットに達しない場合には、賦形剤の量を増やして調整します。

3.試作

次に、顆粒の試作を作ります。顆粒の試作品を作ることで、主に次の確認を行います。

  1. 美味しく食べられて続けられそうか
  2. 水に溶かす場合は溶け具合や口溶け
  3. 青汁の場合は変色しないか

これらに問題があれば作り直すことになります。試作品で納得がいくものができたら、お客様に最終の確認をしていただきます。

サプリメントの臭いについてですが、臭いがあれば嫌がられる傾向にありますが、お客様によっては「臭いがあると効果がありそうで良い」とお考えの人もいます。

この試作品でサプリメントの効果を確認するお客様もいます。

ちなみに、試作されたサプリメントは当社社員が4~5倍程度の量を一度に摂取し、胃に負担がかからないか、体に異常が起きないかを確認しています。

4.原料の調達

試作品をお客様に確認していただき、問題がなければ、本製品を製造するために、すべての原料を発注します。

原料が入荷してきてすべてそろったら、原料を処方通りの分量になるように、原料1つずつ計量します。

集められた原料は、混合室にある混合の機械(V字混合機)に入れて混ぜ合わせられます。

5.製造

次に顆粒の製造です。流動層ででんぷんやグァーガムなどの粘着剤が含まれた液体を吹き付けます。すると、原材料がふわっと浮いて、細かい顆粒ができます。

大き目の顆粒は、押し出し造粒します。ところてんのように押し出されたものを切っていきます。

顆粒ができたら、それを決められた分量で包装していきます。顆粒の包装には、スティック、ボトル、チャック袋、三方シールが用いられます。

顆粒の吸収

顆粒に用いられる成分は、機能性の成分よりも栄養素の補給の目的が多いので、胃で溶けて腸で吸収されるものが多いです。

主な添加物

顆粒では、次のような添加物を用いたり、原料に加えたりします。基本的に打錠と同じです。

  • 賦形剤(結晶セルロース、マルチトール(還元麦芽糖)、乳糖)
  • 粘着剤(顆粒の粒になりやすい成分、でんぷん、グァーガム)
  • 滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ショ糖エステル、グリセリンエステル、菜種硬化油)
  • 吸湿を防止するための二酸化ケイ素
  • 香料
  • 甘味料
  • 着色料

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