たけのこ

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淡色野菜

学名:Phyllostachys pubescens

分類:イネ科マダケ属

原産地:ヨーロッパ、西南アジア、インド

仏名:pousse de bambou アミノ酸のもつうまみが美味  竹の地下茎からでてくる若芽がたけのこですが、「朝掘ったら、その日のうちに食べろ」といわれるぐらい、鮮度が大切です。掘りたてのものは生でも食べられますが、そうでもないものは、ゆでてアク抜きしてから調理します。 食物繊維が豊富で、腸のなかからきれいにして便秘の症状を改善してくれます。しかもコレステロールの吸収を防ぐため、動脈硬化の予防にも役立ちます。カリウムも多く含むので、塩分の排出をうながし、高血圧を予防する効果が期待できます。    保存法  えぐみのもととなるシュウ酸などは、ひと晩で倍増するので、すぐゆでる。適当なサイズに切って保存びんに入れ、水をそそいでびんのまま沸騰した湯で30分煮ると、1年ほど常温保存できる水煮に。   「淡竹(はちく)」 やや細身だが、アクが少なく、あっさりした味。赤茶の皮に緑の芽が美しい。旬は5月。 「大名たけのこ」 別名寒山竹。九州南部に自生するたけのこで、クセがなく上品。皮つきのままホイル焼きで。 「まだけ」 古くから全国で栽培されている。アクが強く苦みがある。出回るのは7月~と遅め。 「根曲がり竹」 東北や北海道で好まれている。細身でアクがすくないのが特徴。根元が湾曲する。旬は6月。   食物繊維の宝庫 豊富に含まれる食物繊維は不溶性のセルロース。腸内で水分吸収してからふくらみ、有害物質を吸収して排泄するので大腸ガン予防に有効。わかめやこんにゃくなど食物繊維の多い食材と合わせると効果が高まる。切り口に出る白い粉チロシンには健脳効果が。うまみ成分はアスパラギン酸。 <食べ合わせ> たけのこ + セロリー ・ 大根 ・ こんにゃく ・ わかめ ⇒ 便秘予防、 肥満防止、 動脈硬化予防 たけのこ + ひじき ・ ごぼう ・ ぜんまい ・ ふき ⇒ 大腸ガン予防、 高血圧予防 たけのこ + オクラ ・ 小松菜 ・ しいたけ ・ やまのいも ⇒ スタミナ増強、 高血圧予防 たけのこ + さつまいも ・ かぼちゃ ・ 落花生 ・くるみ ⇒ 老化防止、 健脳効果、 イライラの解消     食品成分表(可食部 100gあたり)

エネルギー26kcal
水分90.8g
たんぱく質3.6g
炭水化物4.3g
無機質  カリウム520mg
       マグネシウム13mg
       リン62mg
       亜鉛1.3mg
       マンガン0.68mg
ビタミンb10.05mg
ビタミンb20.11mg
ビタミンb60.13mg
葉酸63μg
ビタミンc10mg
食物繊維総量2.8g

出典:もっとからだにおいしい野菜の便利帳

監修:白鳥早奈英・板木利隆

発行者:高橋書店

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