ピクノジェノール

ピクノジェノール®とは

ピクノジェノールの原料「松の樹皮」

ピクノジェノール®は松の樹皮から抽出した成分です。抗酸化力、抗炎症作用、美白、弾力再生など、様々な美容効果を持つ優れた成分です。名前の由来はpycno(濃縮する)+gen(生成する)+ol(フラボノールの接尾語)=ピクノジェノール(pycnogenol)という造語です。

ピクノジェノール®の産地と成分

ピクノジェノールの産地

ピクノジェノール®は、ワインの産地で有名なフランス南部のボルドー地方の大西洋沿岸に生息するフランス海岸松の樹皮から抽出しています。この地方の松は、昼と夜との寒暖の差が激しく、しかも年間300日以上の晴天があり、紫外線の強いという大変過酷な環境から身を守るために、樹皮が厚いところでは10cmにもなる厚さにもなります。その樹皮を1,000倍に濃縮して水とエタノールから特許製法で、伐採から24時間以内に抽出したのがピクノジェノール®です。その成分は単一ではなく、プロシアニジンや様々なフラボノイド、数多くの有機酸などを一定の割合で含んだ、自然が作った化合物です。

また、この地はもともと海水混じりの湿地帯で、ナポレオン3世の時代のフランスで、250万エーカーもある湿地帯を陸地にしようとの計画があり、塩に強く、また水を吸い上げる力の強い松が植樹されたのが始まりです。フランス海岸松は、海水混じりの土であることから、ミネラル分が豊富な土壌で育っていることも、他の地域の松には無い効果がある理由化もしれません。

ピクノジェノールの産地

ピクノジェノール®の効果

ピクノジェノール®には健康に関する多くの研究データが存在します。摂取でのデータも含めると400件以上の文献が発表されており、11,000人以上の被験者による130件以上のヒト臨床試験が確認されています。ピクノジェノール®は、それだけ効果の信頼性が高い成分でもあります。

ピクノジェノール®は、化粧品の成分として様々な効果を持っています。ピクノジェノール®の持つ主な作用は下記になります。

  • 抗酸化作用
  • コラーゲン・エラスチンと結合して肌を保護する作用
  • 抗炎症作用
  • 血流改善作用

これらの効果が複合的に働くことによって、化粧品としての様々な優れた効果を発揮しています。

抗酸化作用と肌との親和性

ピクノジェノール®の抗酸化作用は、ビタミンCの340倍、ビタミンEの170倍と、優れたデータを持っています。

このグラフは、皮膚では無いタンパク質(卵の白身)と皮膚、コラーゲン、エラスチンにピクノジェノール®を振りかけ、その結合率を見たデータです。不確定タンパク質と書かれた卵の白身が2.1%なのに対し、コラーゲンは33.9%、エラスチンは41%、皮膚は37.9%と、肌に対して圧倒的な親和性を持っているのがわかります。

ピクノジェノールの肌に対しての圧倒的な親和性

浸透力の高さ

また、ピクノジェノール®の特長のひとつとして「浸透力の高さ」があります。ピクノジェノール®には「塗布によってむくみが改善する」という驚くべき効果があります。これは、ピクノジェノール®が角質層からバリアゾーンを通り、基底層を抜け、真皮層にある毛細血管まで届いて、ピクノジェノール®の持つ「コラーゲン・エラスチンと結合して肌を保護する作用」が働いてむくみを改善していることを意味しています。

実際、ピクノジェノール®に含まれるポリフェノールの中で、分子量の小さなものは早いもので30分から4時間掛けて肌に吸収されていきます。肌への浸透の早さは、効果が得られやすい化粧品を製造するための要素です。

ピクノジェノール®の優れた作用と効果

ピクノジェノール®には、その他にも確認されている優れた作用があります。それは

  • 紫外線によるダメージからの保護作用
  • コラーゲン・エラスチンの分解酵素抑制作用
  • メラニン生成抑制作用
  • 傷の快復促進作用
  • 傷跡を目立たなくする作用

また、ピクノジェノール®の塗布によるデータでは下記の効果が確認されています。

  • コウジ酸の4倍の美白効果
  • シワの抑制効果
  • 紫外線による皮膚がんの抑制
  • ニキビの改善効果
  • むくみの改善効果

むくみの改善の基礎データでは、ピクノジェノール®をヒドロキシエチル・セルロースに配合したジェルの塗布により、UVB紫外線による皮膚の微小血管の損傷(血漿漏出)が濃度依存的に抑制されることがわかります。

ピクノジェノールでUVB紫外線による皮膚の微小血管の損傷(血漿漏出)が抑制される

このように、ピクノジェノール®にはエイジングケアには欠かせない優れた機能を持っています。

ピクノジェノール®を用いた化粧品の色と効果

ピクノジェノールの粉末

ピクノジェノール®の色は、赤茶色をしています。ピクノジェノール®を高配合すると化粧品に色が付きます。この色が効果の証とも言えます。

実際にピクノジェノール®を高配合した場合のクリーム(左)と美容液(右)は、このような赤茶色になります。化粧品を製造して間もない時はもう少し色が薄いのですが、時間が経つと少しずつ濃くなって行きます。この写真は、クリーム、美容液ともに約10か月経過したときの写真になります。

ピクノジェノールを高配合した場合のクリームと美容液

ピクノジェノール®を高濃度で配合した化粧品を塗布した場合、炎天下で日焼けをしてもさほど腫れず、本来なら数日後に日焼けした部分の皮がむけてくるのですが、皮がむけずに、肌がきれいなままであるという例は多数あります。

ピクノジェノール®とフラバンジェノールの違い

また、よく「ピクノジェノール®」と「フラバンジェノール」は同じものですか?ということを聞かれます。どちらも、フランス海岸松の樹皮から抽出しているところまでは一緒ですが、抽出方法や伐採から抽出までの時間が異なります。そのため、分析をするとフラボノイドの種類や量に違いが出てくることが想定され、効果も異なると推測できます。

プラネットでは、ピクノジェノール®を高濃度で配合した効果の高い化粧品をOEM製造している実績があります。ピクノジェノール®を使った効果のある化粧品のOEM製造なら、プラネットにお任せください。

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