エイジングケア

永遠に美しくありたいという思いの最たるものが加齢に負けない肌、いわゆるエイジングケアと呼ばれるものだと思います。

シミ、シワ、たるみがなく、肌に若々しいハリがあり、透明感のある肌がエイジングケアの目指すところです。シミやシワ、たるみに関しては、それぞれに掘り下げますので、ここでは若々しさに注目します。

エイジングケアは、40代や50代以降の女性のみならず、20代の若者の女性も興味があり、最近では男性用のエイジングケア化粧品が販売されるようになりました。

【エイジングケア1、ダメージから肌を守る】

エイジングケアで重要なポイントは2つあります。ひとつ目は「ダメージから肌を守る」ことです。具体的には、肌にどのようなダメージがあるかというと「乾燥」と「紫外線」、そして「糖化」です。

エイジングケアの基本「保湿」

乾燥から守るために、角質層を健全な状態に保つことで、肌の保湿力を高めるとともに強固なバリアゾーンをつくります。潤いのヴェールとバリアゾーンにより肌を老化から守ります。

保湿成分の代表的なものは「ヒアルロン酸」です。1gのヒアルロン酸で6Lの水を溜め込むというキャッチフレーズで市場を大きく伸ばしました。このヒアルロン酸には高分子のものと低分子のものがあります。高分子のヒアルロン酸は分子量が大きいため肌に吸収されていきません。肌の上に皮膜を作って水分を逃さない働きをします。

低分子のヒアルロン酸は水分を保持する能力は低いものの、分子量が小さいため、角質の中に入っていき、角質の中の潤いを高める働きがあります。角質内部の潤いもとても重要です。

保湿成分のひとつである「白きくらげ多糖体」はヒアルロン酸と同じく分子量が大きい高分子の保湿成分で、高分子のヒアルロン酸同様に肌の上に皮膜を作りますが、外気が乾燥状態の時には、ヒアルロン酸よりも優れた保湿能力を発揮します。

角質層の中では角層細胞と角層細胞が重なり合っています。その間を埋めているのが「セラミド」という「細胞間脂質」でこれも優れた保湿成分です。細胞間脂質である「セラミド」を補うことも保湿には有効です。

保湿には皮脂膜も重要な働きをしています。毛穴にある皮脂腺から分泌される油分で「天然の乳液」といえるものです。この皮脂が肌の表面を多い膜ができると肌を保護できます。

女性は加齢とともに皮脂の分泌量が減少していきます。このため、油分を補う必要があります。皮膚親和性の良いオイルで有名なのはスクワランです。サメの肝油やオリーブオイルから抽出されます。ホホバオイルやアルガンオイルも皮膚親和性が高い優れたオイルです。オイルを選ぶときには酸化しやすいオイルを避けるか、酸化しやすい場合はそれを防ぐ処方や容器などで工夫する必要があります。

エイジングケアの常識「UVケア」

また、肌に高い次元の抗酸化力を持たせることにより、紫外線のダメージから肌を守ります。その他、紫外線を肌に入れさせないための「紫外線吸収剤によるUV対策」や「紫外線を反射させるUV対策」をしっかり施すこともエイジングケアでは重要な要素となります。

※詳しいUVケアに関してはこちら

意外な盲点「抗糖化」

タンパク質と糖が結びつくことを「糖化」と言います。食事より摂取した糖が肌のコラーゲンと結びつくと、コラーゲンとコラーゲンの間に架橋ができて肌の弾力性が失われてしまいます。また、糖化がくすみの原因だとも言われています。糖化させないために糖化を抑制する「抗糖化作用」を持つ成分を補うことがエイジングケアには重要になります。

また、過剰な糖が糖化を進めることから、「糖質の吸収抑制作用」のあるサプリメントや体内での「糖化抑制作用」を持つサプリメントを摂取することも有効です。

【エイジングケア2、若々しい肌を作るチカラを高める】

ふたつ目は「若々しい肌を作るチカラを高める」ことです。

基底層でのターンオーバーサイクルを28日周期の正常な状態に導き、真皮層での線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やし、若々しいお肌を充分に維持できる状態を作り上げます。

今までの保湿成分を補ったり、紫外線から守ったりするのとは異なり、衰えていく肌の回復機能を高める成分になります。

基底層と幹細胞

基底層にあり、最後は角質となって剥がれ落ちていく表皮細胞を作る細胞のことを「皮膚幹細胞」といいます。ここで次々に生み出された細胞がだんだん上に追い上げられ、正常な周期ですと28日で垢となって剥がれ落ちます。皮膚幹細胞の働きが衰えてくると、新しい肌細胞が生み出されにくくなるため、古く衰えた細胞が、遅れたターンオーバーサイクルの分、いつまでも肌に残ることになります。

基底層を活性化させる成分としてはEGF効果のあるものが有効です。

真皮層

基底層の下にあるのが「真皮層」です。真皮層では肌の弾力を司ります。真皮層にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸があります。

真皮は水分を除いた訳70%をコラーゲンが占めています。コラーゲンは格子のように網目状に張り巡らされて肌を支え、弾力を作り出しています。赤ちゃんの頃は細くてしなやかなⅢ型コラーゲン(別名:ベビーコラーゲン)が豊富で、成人に近づくにつれ太くて硬いⅠ型コラーゲンが増えていきます。

「エラスチン」は格子状のコラーゲンを結び付けて、支えが崩れないような働きをしています。

「ヒアルロン酸」は格子状の隙間を潤い成分で埋めています。またヒアルロン酸は保水力も高く、ヒアルロン酸が多くあることで内側から潤った肌になります。ヒアルロン酸が十分にあると格子状の部分をしっかりと潤い成分で支えていますので、ハリのある肌になります。

繊維芽細胞と幹細胞

真皮層でのコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は「線維芽細胞」によって作り出されています。この線維芽細胞を生み出すのが「真皮幹細胞」です。真皮幹細胞の働きが弱まると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減ってしまうため、シワ、たるみ、ハリが失われ、肌も薄くなります。

真皮層の活性化をさせる成分としてはFGF効果があるものが有効です。

肌の「つくるチカラを高める」ためには表皮のEGFや真皮のFGFの働きを高めたり、増やしたりする成分や「細胞賦活」の働きを持つ成分がエイジングケアには有効になります。

さらに、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが不足することで保湿、血流、抗酸化、ターンオーバー、真皮層での線維芽細胞の活性など、様々な肌の要素に悪影響を及ぼすため、ホルモンバランスを整える働きや、女性ホルモン受容体が皮膚にあるため、化粧品で女性ホルモン様成分を肌に補うことも、エイジングケアにはとても重要な要素のひとつとなります。

美容液やオールインワンなど、エイジングケア化粧品のOEM製造をお考えなら、プラネットまでご相談ください。

「目的別 化粧品一覧」に戻る >

化粧品OEM製造に戻る >

このページのトップへ